Linux または UNIX でのローカル ArcSDE サービスの停止
sdemon コマンドを使用して、サービスを停止できます。
ArcSDE サービスを停止する理由はさまざまです。giomgr プロセスが応答しなくなることもあれば、環境変数の変更を反映させるために、サービスをいったん停止してから再開しなければならないこともあります。
ArcSDE サービスを停止すると、そのすべてのプロセスとオペレーティング システム リソースが解放されます。ArcSDE サービスを停止できるのは、サーバ タスクが実行されていない場合です。サーバ タスクが実行されている場合、サービスを停止するためには、実行中のタスクを削除する必要があります。ユーザ プロセスの終了については、「ジオデータベースからの ArcSDE サービス接続の削除」をご参照ください。
サービスが停止している間は、サービスを使用してジオデータベースに接続を確立することはできません。
ArcSDE サービスの停止中にサービスを使用して接続を試みたクライアントでは、次のエラー メッセージが表示されます。
Failed to connect to the specified server. SDE not running on server
手順:
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シェル コマンド プロンプトで、shutdown 操作を指定して sdemon コマンドを実行します。デフォルト以外のサービス名とポートを使用している場合は、コマンドにポート番号を指定します。ArcSDE 管理者のパスワードを入力するよう求められます。
sdemon –o shutdown –i 2468 Please enter ArcSDE DBA password: ArcSDE Instance 2468 on <local_server> is Shutdown!
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status 操作を指定して sdemon コマンドを実行し、ArcSDE サービスが停止したことを確認します。
sdemon –o status –i 2468 ArcSDE Instance 2468 on <local_server> is not available.
ヒント:sdemon などの管理コマンドを使用する方法については、ArcGIS Server Enterprise に付属している『ArcSDE コマンド リファレンス』をご参照ください。
7/10/2012