住所ロケータの配布
住所ロケータとコンポジット ロケータをパッケージ化し、住所ロケータ ファイルをディスクや共有ネットワークにコピーすることによって配布することができます。
ファイル フォルダ内の住所ロケータ
住所ロケータをファイル フォルダに保存すると、3 つのファイルが作成されます。これらのファイル名はロケータ名で始まり、次のファイル拡張子が付いています。
- .loc - ロケータの一般的な情報が格納されます。
- .loc.xml - ロケータの指定されたプロパティのメタデータ、解析構文、パラメータが格納されます。
- .lox - 参照データの属性とインデックスが格納されます。
コンポジット住所ロケータは、次の 2 つのファイルのみで構成されます。
- .loc - 関連する住所ロケータへの参照が格納されます。
- .loc.xml - コンポジット ロケータの指定されたプロパティのメタデータとパラメータが格納されます。
ロケータを他のユーザに配布する場合は、3 つのファイルすべてをディスクまたは共有ネットワーク ディレクトリにコピーする必要があります。コンポジット ロケータを他のユーザに配布する場合は、コンポジット ロケータ ファイルと、すべての参加するロケータのファイルをコピーする必要があります。
ジオデータベース内の住所ロケータ
ファイル、パーソナル、または ArcSDE ジオデータベースに保存した住所ロケータは、データベース内の複数のテーブルに格納されます。ロケータを共有する最も簡単な方法は、*.gdb フォルダ内のファイル ジオデータベース全体を配布するか、Microsoft Access を使用した *.mdb ファイル内のパーソナル ジオデータベースを配布することです。ArcSDE ジオデータベースに格納されているロケータをコピーして ArcCatalog 内のファイル フォルダに貼り付けることができるので、このフォルダ内のファイルを配布することもできます。
関連項目
7/10/2012