フィーチャクラスのクイック ツアー
このトピックでは、フィーチャクラスを基本的に理解していることを前提としています。フィーチャクラスの基本概念を理解していない場合は、最初に「フィーチャクラスの基礎」および「フィーチャクラスのモデリング」をご参照ください。
フィーチャクラスとは、同じジオメトリ タイプ(ポイント、ライン、ポリゴンなど)を共有し、共通エリアに同じ属性フィールドを持つ、地理フィーチャのコレクションです。フィーチャクラスの例としては、道路、井戸、土地区画、土壌タイプ、国勢統計区があります。
関連するフィーチャクラスは、多くの場合、フィーチャ データセットにまとめられます。フィーチャによるジオメトリの共有方法の管理、公共設備レイヤのジオメトリック ネットワークの構築、ルーティングの最適化のためのネットワーク データセットの構築、またはテレイン(TIN データ構造)の構築にトポロジを使用したい場合は、フィーチャクラスをフィーチャ データセットにまとめる必要があります。
ジオデータベースでフィーチャクラスを新規作成する主な方法は次の 4 つです。
- ArcCatalog またはカタログ ウィンドウを使用する
- [フィーチャクラスの作成] ジオプロセシング ツールを使用する
- ArcMap でマップ レイヤのコンテンツを保存する
- 外部データ ソースをジオデータベース フィーチャクラスに変換する(シェープファイルや CAD ファイルの変換など)
カタログ ツリーで、空のフィーチャクラスを作成します。新しいフィーチャクラスは、フィーチャ データセットの一部として、またはジオデータベースのスタンドアロン フィーチャクラスとして作成することができます。また、シェープファイル、カバレッジ、CAD、SDC、および VPF にフィーチャクラスを配置することもできます。
「フィーチャクラスのプロパティの定義」では、フィーチャクラスの新規作成時に利用できるプロパティとオプションについて説明します。
フィーチャクラスとそのプロパティについて十分に理解している場合は、「フィーチャクラスの作成方法」をご参照ください。
フィーチャクラスを作成してフィーチャを設定した後は、属性インデックスを作成して、属性検索のパフォーマンスを向上させることができます。詳細については、「属性インデックスの作成」をご参照ください。