トラバース グリッドにおける行のハイライト表示の振舞いを変更する
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
トラバース/作図グリッドにあるラインの計測値フィールドは、ラインの形状における方位の差が 10 度を超える場合や、距離の差が 20 パーセントを超える場合には、ハイライト表示されます。
不整合なラインは、ライン自体に不正な計測値がある場合や、トラバースの異なるラインに不正な計測値がある場合に発生します。
レジストリの設定を編集することにより、トラバース グリッドで不正なラインをいつどのようにハイライト表示するかを変更できます。
トラバース/作図グリッドにおける黄色のハイライト表示をオフにする
トラバース/作図グリッドにおける黄色のハイライト表示をオフにするには、次の手順に従います。
手順:
- Windows の [スタート] メニューをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
- [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「regedit」と入力します。
- [レジストリ エディタ] ウィンドウで、「HKEY_CURRENT_USER \\Software\\ESRI\\ArcMap\\Cadastral」に移動します。
- [Cadastral] フォルダを右クリックし、[新規] をポイントして、[DWORD 値] をクリックします。
- DWORD 名として、「ConsistencyReportOnNonCalcPoints」と入力します。
- 新しい DWORD 値をダブルクリックして編集します。
- [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [10 進] オプションを選択します。
- [値のデータ] テキスト ボックスに「0」(FALSE)と入力し、黄色のハイライト表示をオフにします。
- [OK] をクリックして、レジストリの設定を追加します。
- [レジストリ エディタ] ウィンドウを閉じます。
計測値がハイライト表示になる、角度の制限を変更する
ラインとそのシェープ ジオメトリの不整合が 10 度を超える場合、ラインの計測値がハイライト表示されます。
デフォルトの 10 度を変更する手順は次のとおりです。
手順:
- [レジストリ エディタ] ウィンドウで、「HKEY_CURRENT_USER \\Software\\ESRI\\ArcMap\\Cadastral」に移動します。
- [Cadastral] フォルダを右クリックして [新規] → [DWORD 値] の順にクリックします。
- DWORD 名として、「ConsistencyAngleDifference」と入力します。
- 新しい DWORD 値をダブルクリックして編集します。
- [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [10 進] オプションを選択します。
- [値のデータ] テキスト ボックスに、角度の制限値を 10 進表記の度単位で入力します。
- [OK] をクリックして、レジストリの設定を追加します。
- [レジストリ エディタ] ウィンドウを閉じます。
計測値がハイライト表示になる、距離のパーセンテージの制限を変更する
ラインとその形状の長さの不整合が 20 パーセントを超える場合、ラインの計測値がハイライト表示されます。
デフォルトの 20 パーセントを変更する手順は次のとおりです。
手順:
- [レジストリ エディタ] ウィンドウで、「HKEY_CURRENT_USER \\Software\\ESRI\\ArcMap\\Cadastral」に移動します。
- [Cadastral] フォルダを右クリックして [新規] → [DWORD 値] の順にクリックします。
- DWORD 名として、「ConsistencyDistancePercentage」と入力します。
- 新しい DWORD 値をダブルクリックして編集します。
- [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [10 進] オプションを選択します。
- [値のデータ] テキスト ボックスにパーセンテージを入力します。
- [OK] をクリックして、レジストリの設定を追加します。
- [レジストリ エディタ] ウィンドウを閉じます。
7/10/2012