ファブリック ジョブの XML ファイル
このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。
パーセルを編集すると、メモリにパーセル ファブリック ジョブの XML ストリームが作成されます。ジョブの XML ストリームは、自動および手動の編集モードで作成されます。パーセルをジョブに抽出すると、ジョブのすべてのパーセル データは XML ストリームに抽出されます。パーセル ファブリック ジョブの XML ストリームはメモリに格納されますが、TEMP ディレクトリに「CadastralEditLogs」フォルダが存在する場合は、ハード ドライブに格納することもできます。2 つのパーセル ファブリック ジョブの XML ファイルが、「CadastralEditLogs」フォルダに書き込まれます。CFPacketExtract.xml ファイルは、パーセルをパーセル ファブリックから抽出した場合、または開いた場合の パーセルの XML ファイル表現であり、CFPacketUpdate.xml ファイルは、編集および更新を含むパーセルの XML ファイル表現です。
システムの TEMP ディレクトリの場所を探すには、Windows の [スタート] → [ファイル名を指定して実行] の順にクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスの [名前] ドロップダウン リストに「%TEMP%」と入力し、[OK] をクリックします。システムの TEMP フォルダが開きます。
システムの TEMP ディレクトリは、[コントロール パネル] → [システム] の順に選択し、[システムのプロパティ] ダイアログ ボックスの [詳細設定] タブをクリックしてから [環境変数] ボタンをクリックして探すこともできます。TEMP はユーザ変数として定義されています。
XML として保存
また、[パーセル エディタ] メニューの [XML として保存] コマンドをクリックすることにより、開いているファブリック ジョブまたは開いているパーセルを、永続的な *.xml ファイルに手動で保存することもできます。この機能は、編集やジョブ内容を他の操作で利用する際に便利です。たとえば、XML ファイルとして保存されたリモートのジョブのローカル座標系に、新しいパーセルを追加できます。次に、このジョブを主要なパーセル ファブリック レイヤに追加して、結合することができます。