ジオデータベース トポロジの整合チェック

このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。

トポロジに関連するフィーチャを編集したら、トポロジの整合チェックを行う必要があります。トポロジの整合チェックでは、トポロジに定義されたルールに違反するフィーチャを検索します。

ArcMap では、編集セッションの実行中にトポロジの一部の整合チェックを実行できます。トポロジ全体の整合チェックを行う必要がある場合は、ArcCatalog またはカタログ ウィンドウを使用します。複雑なデータセットや大規模なデータセット、またはトポロジ ルールの数が多い場合は、全体の整合チェックに時間がかかることがあります。整合チェック後にファイル ジオデータベースまたはパーソナル ジオデータベースを圧縮すると、ジオデータベースのサイズが小さくなり、パフォーマンスを改善することができます。

注意:

トポロジ エラーの確認の他に、ジオデータベース トポロジの整合チェックでは、共有されたフィーチャを識別して隣接するフィーチャ間の整合性を維持するための、一連の空間処理タスクが実行されます。たとえば、ArcGIS が隣接するポリゴンに頂点を挿入する場合があります。この処理は、ジオデータベース トポロジ内の共有されたジオメトリを編集するときに、各ポリゴンの頂点の座標位置が各フィーチャで同じでなければならないために発生します。

手順:

1. [トポロジ] ツールバーのツールを使用して、トポロジの一部の整合チェックを実行できます。
   • [指定エリア内のトポロジ整合チェック] をクリックし、整合チェック対象のエリアの周囲にボックスをドラッグします。境界ボックス内にあるフィーチャの整合チェックが行われます。
   • [現在の表示範囲でトポロジ整合チェック] をクリックします。現在マップ上に表示されていないエリアの整合チェックは行われません。
2. 必要に応じて、トポロジ エラーの修正を続けます。