データベースの圧縮(Compress) (データの管理)
サマリ
バージョンで参照されていないステート(状態)や重複する行を削除することにより、ArcSDE ジオデータベースを圧縮します。
使用法
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データベースからレコードを削除しても、削除したというマークが付くだけで、実際には関連付けられたテーブルから削除されていません。そのため、レコードを削除した後もテーブルのサイズは同じです。削除したレコードをデータベースから本当に削除するには、データベースを圧縮する必要があります。
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データベースのパフォーマンスを向上させるために、データベースを定期的に圧縮する必要があります。
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データベースを圧縮すると、運用効率が良くなります。一度も圧縮していないデータベースは、エラーが発生する可能性が高くなります。
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データベースの圧縮後に、削除されたレコードを復旧させることはできません。
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データベースを圧縮すると、必要な領域が減少するだけでなく、全体的な検索時間も短縮されます。
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[データベースの圧縮(Compress)] ツールを実行すると、圧縮が完了するまでデータベースは使えなくなります。
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SDE 管理者だけが圧縮を実行できます。
構文
Compress_management (in_workspace)
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
in_workspace |
圧縮する ArcSDE データベース | Workspace |
コードのサンプル
次のスタンドアロン Python スクリプトでは、Compress(データベースの圧縮)ツールを使用してジオデータベースを圧縮します。
import arcgisscripting gp = arcgisscripting.create() gp.toolbox = "management" gp.compress("Database Connections\Connection to deerfoot.sde")
関連項目
ライセンス情報
ArcView: いいえ
ArcEditor: はい
ArcInfo: はい
7/10/2012