カバレッジ フィーチャクラスの概要

カバレッジとは、地理的現象を表すために使用されるフィーチャクラスのコレクションです。各カバレッジは、一連のファイルとして格納されるディレクトリです。

カバレッジに含まれるフィーチャ セットは、モデリングされる地理的現象の種類によって異なります。次に、各フィーチャクラスがモデリングに使用される現象をまとめます。

カバレッジ フィーチャクラス

フィーチャクラス

用途

ポイント

ポイント位置

井戸の場所、山頂

アーク

線形フィーチャ

道路セクション、コンター、河川、下水管、送電線、ガス管線

ノード

線形フィーチャの接続ポイントまたは端点

天然ガス/石油パイプラインのバルブ、道路の交差点、電柱、マンホールの蓋

ルート

線形フィーチャ

道路、コンター、河川網、送電線網、ガス管線網、住所

セクション

ルート フィーチャ

道路セクション、車線、配管状態、地上および地下送電線

ポリゴン

エリア フィーチャ

土壌単位、土地利用、土地区画、建物設置面積、林分、所有者

リージョン

エリア フィーチャ、複数ポリゴン

国勢調査地域、ハワイ州、野生動物生息地域の重なり合う部分

アノテーション

フィーチャ ラベル

道路地図の道路名および地名

ティック

地理的な登録および制御

デジタイズのための登録

リンク

ラバーシート変換とアジャスト

マップ シートのエッジマッチ、フィーチャのスナップ、測地基準のアジャスト

カバレッジ範囲

マップ範囲の定義

カバレッジの外側の境界を表す四角形

カバレッジ フィーチャクラス
カバレッジ フィーチャクラスのファイルの説明

フィーチャクラス

説明

属性テーブル名: <cover>.*

ポイント

ポイント フィーチャを表すために、またはユーザ ID をポリゴンに割り当てるために使用される x、y 座標によって定義されるポイント

pat.adf

アーク

線形フィーチャとポリゴン境界を表すために使用される、順序付けされた一連の x、y 座標として定義されるライン

aat.adf

ノード

アークの端点または複数のアークの接続ポイント

nat.adf

ルート

1 つ以上のアーク、またはアークの一部で構成される線形フィーチャ

<route>.rat

セクション

ルートまたはルートの構成要素を定義するために使用されるアークまたはアークの一部

<route>.sec

ポリゴン

湖に浮かぶ島を定義するアークなど、境界を構成するアークによって定義されるエリア(ユーザ ID はラベル ポイントに割り当てられる)

pat.adf

リージョン

地理フィーチャを定義する 1 つ以上の隣接または非隣接ポリゴンのコレクション

<region>.pat

アノテーション

地理フィーチャを表すテキスト文字列(シェープ ポイントを使用してアノテーションを配置および描画する)

<anno>.tat

ティック

カバレッジの座標を登録および変換するために使用される地理参照またはコントロール ポイント

tic.adf

カバレッジ フィーチャクラスのファイルの説明

関連項目


7/10/2012