トランスフォーム(Transform) (カバレッジ)

サマリ

カバレッジ内のすべてのフィーチャを、一連の開始および終了コントロール ポイントに基づいて移動します。

[トランスフォーム(Transform)] ツールの仕組みの詳細

Transform illustration

使用法

構文

Transform_arc (in_cover, out_cover, {transform_type})
パラメータ説明データ タイプ
in_cover

座標を変換するカバレッジ。

Coverage
out_cover

変換先のティックを含む既存のカバレッジの名前。入力カバレッジのフィーチャは、このカバレッジに変換されます。

Coverage
transform_type
(オプション)

実行する座標変換のタイプ。

  • AFFINEアフィン変換を実行します。この変換を定義するには、少なくとも 3 つのティックが必要です。2 つのティックだけが一致する場合、相似変換が適用されます。アフィン変換の方程式では、6 つのパラメータが使用されます。
  • PROJECTIVE射影変換を実行します。変換を定義するために、最低 4 つのティックが必要です。射影変換は、空中写真でシステム的な歪みがないことを前提として、高高度の航空写真や相対的に平らなテレインの航空写真を直接デジタイズした座標の変換のみに使用されます。射影変換では、8 つのパラメータが使用されます。
  • SIMILARITY相似変換を実行します。この変換には、少なくとも 2 つのティックが必要です。この変換は、ヘルマート、直交、2 次元リニア正角、4 パラメータ変換としても知られています。
String

コードのサンプル

次のスタンドアロン スクリプトは、Transform(トランスフォーム)ツールをデジタイズされたカバレッジに使用する方法を示しています。まず、テンプレート カバレッジに基づき、空の出力カバレッジを作成します。テンプレートには、ティックと定義された投影法が含まれています。空の出力カバレッジは roads という名前です。次に、デジタイズされた道路フィーチャを空の道路カバレッジに変換します。

# Name: Transform_Example.py
# Description: Transforms digitized road features into a new output coverage
# Requirements: ArcInfo Workstation

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
inCover = "roads_dig"
outCover = "C:/output/roads"
transformType = "AFFINE"

# Create the empty output coverage
arcpy.Create_arc(outCover, "citylim")

# Execute Transform
arcpy.Transform_arc(inCover, outCover, transformType)

# Print the RMS error
print arcpy.GetMessage(4)

環境

関連項目

ライセンス情報

ArcView: いいえ
ArcEditor: いいえ
ArcInfo: 必須 ArcInfo Workstation がインストールされていること

7/10/2012