CAD 定義のフィーチャクラスの作成

CAD 定義のフィーチャクラスを作成する方法は 3 つあります。

AutoCAD ドローイングへのデータのエクスポート

デフォルトでは、AutoCAD ドローイングからデータをエクスポートすると、CAD 定義のフィーチャクラスが生成されます。

入力フィーチャクラスごとに、[CAD へエクスポート(Export to CAD)] ツールによって AutoCAD ドローイング ファイルによるフィーチャクラスの定義が埋め込まれ、そのフィーチャに対して生成されるデフォルトの AutoCAD エンティティを構成します。すべてのフィーチャ属性が AutoCAD Xrecord としてエクスポートされ、適切なエンティティにリンクされます。同様に、座標系もまたエクスポートされ、DWG ファイルに埋め込まれます。

ArcGIS for AutoCAD

ArcGIS for AutoCAD は、AutoCAD の Esri エクステンションであり、これを使用すると、AutoCAD で ArcGIS Desktop および ArcGIS Server と情報およびデータを共有できます。ArcGIS for AutoCAD を使用すると、CAD 定義のフィーチャクラスを作成したり、他の DWG ファイルからスキーマをインポートしたりできるほか、[CAD へエクスポート(Export to CAD)] ツールで作成された CAD 定義のフィーチャクラスを編集することもできます。

サードパーティ アプリケーション

CAD 定義のフィーチャクラスは、Esri の Mapping Specification for CAD に準拠するスキーマで定義されます。ArcGIS は、このオープン ソース仕様に準拠するサードパーティ アプリケーションで作成されたフィーチャクラスのスキーマとエンティティがリンクしている属性を読み取り専用の CAD フィーチャクラスとして認識します。

このデータの構造に関する詳細については、ArcGIS for AutoCAD の Resource Center で入手できる Esri のドキュメント『Mapping Specification for CAD』をご参照ください。

関連項目


7/10/2012