自動ベクタ変換からのフィーチャ作成について

ベクタ変換の最適な設定が決まったら、ベクタ フィーチャを作成できます。フィーチャは、[フィーチャ作成] コマンドを使用して作成できます。このコマンドを使用すると、[フィーチャ作成] ダイアログ ボックスが開き、ターゲット ライン レイヤまたはターゲット ポリゴン レイヤを選択できます。また、現在選択しているセルについてのみフィーチャを作成するオプションや、新しいフィーチャの作成後にそのフィーチャを選択するかどうかを指定するオプションもあります。

中心線のベクタ変換手法を使用する場合は、[フィーチャ作成] ダイアログ ボックスでターゲット ライン レイヤを選択する必要があります。ラインの最大幅を超える場合にポリゴンを作成するかどうかを、オプションで選択できます。また、各ライン フィーチャの平均幅を、ターゲット ライン レイヤの既存のフィールドに保存することもできます。

アウトラインのベクタ変換手法を使用する場合は、[フィーチャ作成] ダイアログ ボックスでターゲット ポリゴン レイヤを選択する必要があります。ポリゴン内の頂点の最大数を超える場合にラインを作成するかどうかを、オプションで選択できます。

[エリア内にフィーチャを作成] ツールを使用すると、ラスタ レイヤのサブセットを自動ベクタ変換できます。このツールを使用すると、ポリゴン シェープをマップ上に対話的に描画し、ポリゴン シェープ内のすべてのセルをベクタ変換対象として定義できます。ポインタでその領域を定義したら、ダブルクリックして描画を終了します。この後、[フィーチャ作成] ダイアログ ボックスが表示されます。[フィーチャ作成] ダイアログ ボックスの内容は、現在のベクタ変換方式を反映しています。

[エリア内にフィーチャを作成] ツールは、ラスタの特定部分のみをベクタ変換する場合に便利なツールです。[フィーチャ作成] コマンドで使用できるすべてのオプションを、このツールでも使用できます。

関連項目


7/10/2012