ラスタ クリーンナップ モーフォロジー処理の使用
ラスタ クリーンナップ コマンドには、エロージョン、ディレーション、オープニング、クロージングなど、いくつかのラスタ モーフォロジー処理も含まれています。これらのコマンドは、ラスタ レイヤ全体に一括で適用されます。
- エロージョン: ラスタ レイヤのラスタ フィーチャの厚みを減らします。この値を高く設定しすぎると、フィーチャが削除されてしまうことがあります。
- ディレーション: ラスタ レイヤのラスタ フィーチャの厚みを増やします。ベクタ変換の前にフィーチャの輪郭をはっきりさせるために使用することもできます。
- オープニング: ディレーションの後に同じ値でエロージョンすることです。ベクタ変換の前にソース マップ内のグリッド ラインのような細いラインを消去する場合に使用することができます。
- クロージング: エロージョンの後に同じ値でディレーションすることです。ラスタで前景オブジェクト間の小さなギャップを埋めたり、粗いラスタ リニア フィーチャをなめらかにすることができます。
手順:
- [ArcScan] ツールバーの [ラスタ クリーンナップ] メニューをクリックし、[ラスタ クリーンナップの開始] をクリックします。
- 実行するモーフォロジー処理をクリックします。
-
ダイアログ ボックスで、ピクセル値を入力します。
ラスタ レイヤ内のすべての前景セルに処理が適用されます。
7/10/2012