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サマリ

Describe 関数は、データタイプ、フィールド、インデックスなどの複数のプロパティを含む Describe オブジェクトを返します。このプロパティは動的です。つまり、Describe 対象のデータタイプに応じて、別々の Describe プロパティが使用可能になります。

Describe プロパティは、一連のプロパティグループに編成されています。個々のデータセットは、これらのうち少なくとも 1 つのグループのプロパティを取得します。たとえば、ジオデータベースフィーチャクラスの Describe を実行する場合は、GDB FeatureClass、FeatureClass、Table、および Dataset の各プロパティグループからのプロパティにアクセスできます。データタイプにかかわらず、すべてのデータは常に汎用の Describe オブジェクトプロパティを取得します。

説明

多くのデータタイプは、他のプロパティグループのプロパティを含んでいます。たとえば、ジオデータベースフィーチャクラスの Describe を実行する場合は、GDB FeatureClass、FeatureClass、Table、および Dataset の各プロパティグループのプロパティにアクセスできます。

注意:

Describe が返すオブジェクトに、ドキュメント化されたプロパティのすべてが含まれていない場合があります。たとえば、ArcMap のコンテンツウィンドウでは、レイヤの Describe オブジェクトにレイヤプロパティセットが含まれません。このプロパティは、*.lyr ファイルの説明を定義する場合にのみ存在します。

Describe オブジェクトに存在しないプロパティにアクセスを試みると、エラーがスローされるか、空の値（None、0 または -1、空の文字列）が返されます。特定のプロパティが存在するかどうか不明の場合は、Python の hasattr() 関数を使用して確認できます。

Describe オブジェクトプロパティ ArcInfo アイテムプロパティ ArcInfo テーブルプロパティ CAD ドローイングデータセットプロパティ CAD フィーチャクラスプロパティカバレッジフィーチャクラスプロパティカバレッジプロパティデータセットプロパティ dBase テーブルプロパティフィーチャクラスプロパティファイルプロパティフォルダプロパティ GDB フィーチャクラスプロパティ GDB テーブルプロパティジオメトリックネットワークプロパティレイヤプロパティマップドキュメントプロパティモザイクデータセットプロパティ Network Analyst レイヤプロパティネットワークデータセットプロパティ prj ファイルプロパティラスタバンドプロパティラスタカタログプロパティラスタデータセットプロパティリレーションシップクラスプロパティリプレゼンテーションクラスプロパティスケマティックデータセットプロパティスケマティックダイアグラムプロパティスケマティックフォルダプロパティ SDC フィーチャクラスプロパティシェープファイルフィーチャクラスプロパティテーブルプロパティテーブルビュープロパティテキストファイルプロパティ TIN プロパティツールプロパティツールボックスプロパティトポロジプロパティ VPF カバレッジプロパティ VPF フィーチャクラスプロパティ VPF テーブルプロパティワークスペースプロパティ

構文

Describe (value)

パラメータ	説明	データタイプ
value	The specified data element or geoprocessing object to describe.	String

リターン

データタイプ	説明
Describe	対象データエレメントの詳細を示すプロパティを持つオブジェクトを返します。返されるオブジェクトのプロパティには、リテラル値またはオブジェクトを含むものがあります。

コードのサンプル

Describe プロパティの例（スタンドアロンスクリプト）

次のスタンドアロンスクリプトは、スクリプトのパラメータで設定されたレイヤから、レイヤおよび Describe オブジェクトのプロパティを表示します。パラメータは、*.lyr ファイルまたは ArcMap のレイヤのいずれかに設定されます。

import arcpy

# Get the layer as a parameter and describe it.
#
# The layer could be a layer in ArcMap (like "some_layer")
# Or, it could be a .lyr file (like "C:/data/some.lyr")
#
layerString = arcpy.GetParameterAsText(0)
desc = arcpy.Describe(layerString)

# Print selected layer and describe object properties
# 
print "Name:", desc.name
if hasattr(desc, "layer"):
    print "Layer name:", desc.layer.name
    print "Layer data source:", desc.layer.catalogPath
    print ".lyr file:", desc.catalogPath
else:
    print "Layer name:", desc.name
    print "Layer data source:", desc.catalogPath

if desc.fidSet != '':
    print "Number of selected features:", str(len(desc.fidSet.split(";")))

Describe

サマリ

説明

構文

コードのサンプル

関連項目