ログ内の GPS 情報

GPS デバイスからの情報をシェープファイルまたはジオデータベース フィーチャクラスに保存できます。個々のポイントをログに書き込むことも、データのストリーミングを行うこともできます。データのストリーミングを行う場合は、時刻や距離などのプロパティでデータをフィルタすることもできます。データをログに書き込むには、まず新しいログを作成するか、既存のログを開いて、それにロケーションを追加する必要があります。

ログの空間参照は、GPS デバイスと同じです。実際の座標値の他に、関連情報をログの属性テーブルに保存できます。

ログに保存できるフィールドの説明を次に示します。

フィールド

説明

Latitude

ポジションの緯度値。

Longitude

ポジションの経度値。

Altitude

ポジションの高度。その計測単位は [表示プロパティ] で設定します。

Date_Time

ポジションの日時。

Date

ポジションの日付。

Time

ポジションの時刻。ログ ファイルがシェープファイルの場合、このフィールドは、Windows コントロール パネルで指定されている時刻形式の文字列型フィールドとして書き込まれます。

Speed_KPH

ポジションの時速(キロメートル/時)。これは、現在および前のポジションの座標と Date_Time の情報を使用して計算されます。

Heading

現在のポジションの北磁極から東への傾きで計測される方向(度)。これは、前のポジションの座標を使用して計算されます。

HDOP

ポジションの水平精度低下率。これは、現在の地理衛星配信の結果を反映します。

VDOP

ポジションの垂直精度低下率。これは、現在の地理衛星配信の結果を反映します。

PDOP

ポジションの位置精度低下率。これは、HDOP と VDOP の組み合わせであり、現在の地理衛星配信の結果を反映します。

DGPS_ID

ディファレンシャル GPS ユニットの ID。

DGPS_age

DGPS 基地局に前回接触した時点からの時間。

Magnet_var

ポジションの磁針偏角(度)。

Numof_sats

ポジションの計算で使用される衛星の数。

Avgsat_SNR

衛星の平均信号雑音比。

Sats_inuse

ポジションで使用する衛星の数。

Quality

ポジションの精度インジケータ。

ログに保存できるフィールドとその説明

関連項目


7/10/2012