レイヤ プロパティを変更してアニメーションを作成する

ArcMap、ArcScene、または ArcGlobe では、レイヤのプロパティを変更するアニメーションを作成することができます。たとえば、レイヤの表示/非表示を切り替えて、またはレイヤの透過表示を変更して、下にあるレイヤの情報を表示することができます。レイヤ プロパティを変更し、キーフレームを作成し、再びレイヤ プロパティを変更し、別のキーフレームを作成する、という作業を繰り返すことで、アニメーションを構成する一連のキーフレームからなるレイヤ トラックを作成します。

レイヤ アニメーションの詳細

次に、レイヤの透過表示を変更するレイヤ アニメーションを作成するためのレイヤ キーフレームを作成する手順を示します。

手順:
  1. [アニメーション] ツールバーがアプリケーションに表示されていない場合、メイン メニューで [カスタマイズ] → [ツールバー] → [アニメーション] をクリックします。
  2. [アニメーション] ドロップダウン矢印をクリックして、[キーフレームの作成] をクリックします。
  3. [タイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、[マップ レイヤ] を選択します。
  4. [ソース オブジェクト] ドロップダウン矢印をクリックし、新しいトラックをバインドするレイヤをクリックします。

    このレイヤをアニメーションにします。

  5. [新規作成] をクリックして新しいトラックをデフォルト名で作成するか、新しいトラックの名前を [関連先トラック] テキスト ボックスに入力してから [新規作成] をクリックします。

    トラックをデフォルト名で作成した場合は、後からアニメーション マネージャで名前を変更することができます。

    [キーフレームを作成] ダイアログ ボックス
  6. キャプチャするレイヤ プロパティを変更します。

    たとえば、[効果] ツールバーをオンにして、レイヤの透過表示 透過性の調整 を 50% に設定します。

  7. [キーフレーム名] テキスト ボックスをクリックし、キーフレームの名前を入力します。

    たとえば、透過表示 50% と入力します。

  8. [作成] をクリックして、トラックの新しいキーフレームを作成します。

    このキーフレームは、レイヤの現在のプロパティ(この場合は透過表示)を保持します。

  9. [効果] ツールバーでレイヤの透過表示を再び変更します。

    たとえば、75% の透過表示に設定します。

  10. [キーフレーム名] テキスト ボックスのテキストを削除し、2 つ目のキーフレームの名前を入力します。

    たとえば、透過表示 75% と入力します。

  11. [作成] をクリックして、新しいレイヤ プロパティを格納する 2 つ目のキーフレームを作成します。
  12. 必要に応じて、レイヤ プロパティを変更し、キーフレームを作成する作業を続けます。
  13. [閉じる] をクリックします。

7/10/2012