セキュアなサービスの追加

プロキシ URL を指定することで、ArcGIS Viewer for Silverlight にセキュアなマップ サービスを追加できます。プロキシはサービス エンドポイントを認証する役割を果たし、Web リクエストはこのプロキシにリダイレクトされます。「プロキシの構成」の説明に従ってプロキシ ページを構成すると、セキュアなサービスにアクセスできるようになります。

セキュアなマップ サービスをアプリケーションに追加するには、次の手順に従います。

  1. Application Builder を開いて [参照] ボタンをクリックし、[参照] パネルを開きます。
  2. [参照] パネルで [セキュアなサービスにアクセス] アイコンをクリックします。[セキュアなサービスの追加] のチェックボックスをオンにします。[プロキシの構成] リンクが表示されます。次の図をご参照ください。
    セキュアなサービスにアクセス
  3. [プロキシの構成] リンクをクリックします。表示される [セキュアなサービスの構成] ダイアログ ボックスで、目的のプロキシ ページへの URL を入力して [OK] をクリックします。入力したプロキシは、セキュアなサービスを使用する(アプリケーションの)すべてのレイヤで共有されます。次の図をご参照ください。
    プロキシ URL の構成
  4. [参照] パネルで [セキュアなサービスの追加] のチェックボックスをオンにします。これ以降に追加するすべてのレイヤで、指定したプロキシが使用されます。
  5. プロキシを変更するには、[参照] パネルの [プロキシの構成] リンクを使用します。または、[レイヤの構成] パネルの下部にある [セキュアなサービスの構成] ボタンをクリックします。アプリケーションのプロキシを変更する際、マップに、セキュリティで保護されたマップやイメージ サービス レイヤが含まれている場合は、そのマップ全体が更新されます。次の図をご参照ください。
    [プロキシの構成] アイコン - [レイヤの構成] パネル
  6. アプリケーションが完成して運用の準備ができたら、<アプリケーション フォルダ>\Config の下にある Application.xml ファイルを編集し、プロキシをより安全な Proxy.ashx に変更します。これで、XCopy を使用してアプリケーションを目的の場所に配置できます。次の図をご参照ください。
    Application.xml
    Application.xml にプロキシを追加

注意注意:

  • ベースマップ サービスとジオプロセシング サービスはプロキシで保護できません。
  • 必要な場合のみ、セキュアなサービスを使用してレイヤを追加してください。現在のところ、[セキュアなサービスに追加] をオンにすると、追加するすべてのレイヤで ProxyUrl が使用されます。

6/8/2012