ST_Raster 列のラスタ値に対する統計情報の計算

ラスタ統計情報には、平均値、標準偏差、最小値、最大値があります。ラスタ統計情報はアプリケーションによって使用されます。主にラスタ統計情報はデータをストレッチして表示品質を高めるために使用されます。

手順:
  1. buildStats 関数を使用して、ST_Raster 列に格納されているラスタ値の統計情報を計算します。
    この例では、name 列の値が ALL_CITIES である行のラスタ列の値について統計情報が計算されます。

    Oracle

    UPDATE URBAN_AREA t
    SET raster = t.raster.buildStats()
    WHERE NAME = 'ALL_CITIES';

    PostgreSQL

    UPDATE urban_area
    SET raster = buildStats(raster)
    WHERE name = 'all_cities';

    SQL Server

    UPDATE urban_area
    SET raster = raster.buildStats(NULL)
    WHERE name = 'all_cities';

関連項目


3/6/2012