コンフィグレーション キーワードとは

ジオデータベースでデータセットを新規作成する際には、必要に応じて、コンフィグレーション キーワードを使用してジオデータベースにデータを格納する方法を指定することができます。コンフィグレーション キーワードは、各データセットのデータ コンテンツをどこに、またはどのような形式で格納するかをジオデータベースに指定したリストのグループを表します。

コンフィグレーション キーワードは、ファイル ジオデータベースおよび ArcGIS Server Enterprise でライセンスされる ArcSDE ジオデータベースで使用されます。これらのジオデータベースにそれぞれ固有のキーワード セットが用意されています。ArcSDE ジオデータベースの場合は、ジオメトリの格納(DBMS によって異なります)を指定するためのコンフィグレーション キーワードと、ジオメトリック ネットワーク、トポロジ、およびテレインを管理するためのコンフィグレーション キーワードがあります。

次に、コンフィグレーション キーワードの例とそれらの用途を示します。

ほとんどの場合は、Default オプションを選択すると、各自の環境に適したデータセットが作成されます。ただし、コンフィグレーション キーワードを指定しなければならない場合もあります。たとえば、ArcSDE ジオデータベースでデフォルトではないラスタ ストレージ設定を使用する場合や、ファイル ジオデータベースに大きいラスタ データセット(1 テラバイト以上)を格納する必要がある場合などです。

メモメモ:

コンフィグレーション キーワードは、ファイル ジオデータベースまたは ArcGIS Server Enterprise でライセンスされる ArcSDE ジオデータベースでのみ使用されます。パーソナル ジオデータベース、または ArcCatalog の [データベース サーバ] ノードで作成されたジオデータベースに対して指定することはできません。

関連項目


3/6/2012