データセットの権限の設定

他のデータベース ユーザが ArcSDE ジオデータベースのデータの内容を表示または変更できるようにしたい場合は、そのための権限を付与する必要があります。

[権限の変更(Change Privileges)] ジオプロセシング ツールを使用して、特定のデータセットでユーザが持つ権限を指定します。SELECT 権限を付与すると、ユーザはデータセットの内容の読み取りと選択はできますが、変更することはできません。また、編集権限(SELECT、UPDATE、INSERT、DELETE)を付与することもできます。この場合、ユーザはデータセットの内容を表示および変更することができます。

ユーザがデータセットを変更する権限(UPDATE、INSERT、DELETE)はグループでユーザに付与あるいは取り消されます。

データの権限の設定には次のルールが適用されます。

手順:
  1. ArcMap を起動し、カタログ ウィンドウを開いて、カタログ ツリー内の Database Connections フォルダをダブルクリックします。
  2. 権限を変更したいデータを含むジオデータベースへ接続します。

    必ずデータの所有者として接続してください。

  3. ネットワーク データセットを右クリックし、[権限] をクリックします。
    ヒントヒント:

    [データ管理] ツールボックスから [権限の変更(Change Privileges)] ツールを開くこともできます。

    これにより、[権限の変更(Change Privileges)] ジオプロセシング ツールが開きます。

  4. このツールの使用方法については、「権限の変更(Change Privileges)」をご参照ください。

    ツールの [表示] ドロップダウン メニューで、ユーザにデータセットの SELECT 権限を付与するかどうかを指定することができます。[変更なし(AS IS)] はユーザの SELECT 権限を変更しないことを意味し、[付与(GRANT)] はユーザにデータセットの SELECT 権限を付与することを意味し、[削除(REVOKE)] は SELECT 権限を削除することを意味します。

    [編集] ドロップダウン メニューを使用して、このデータセットに対してこのユーザに付与する UPDATE、INSERT および DELETE 権限を選択します。


3/6/2012