ArcGIS Explorerインストール ガイド
システム要件
最新のシステム要件と推奨要件については、http://wikis.esri.com/wiki/display/agxpsr/ArcGIS+Explorer+System+Requirementsをご覧ください。
ArcGIS Explorerは次のオペレーティング システムでサポートされています。
Microsoft Windows XP, Service Pack 2またはService Pack 3(32ビット、64ビット)
Microsoft Windows Server 2003、サービス パックは任意(32ビット、64ビット)
Microsoft Windows Vista, Service Pack 1(32ビット、64ビット)
Microsoft Windows Server 2008(32ビット、64ビット)
ArcGIS Explorerには次のソフトウェア コンポーネントが必要です。
ArcGIS Explorerをインストールするには、Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1、またはこれを含むバージョンがインストールされている必要があります。この要件を満たすには、Microsoft .NET Frameworkを手動でインストールする必要があります。
Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1の詳細については、http://www.microsoft.com/DOWNLOADS/details.aspx?familyid=79BC3B77-E02C-4AD3-AACF-A7633F706BA5&displaylang=jaをご参照ください。
注意: Microsoft .NET Frameworkをインストールするには管理者の権限が必要です。 Microsoft .NET Framework 3.0 SP1、3.5、およびそれ以降にはMicrosoft .NET Framework 2.0 SP1が含まれいます。したがって要件を満たします。Microsoft .NET Framework 3.0 にはMicrosoft .NET Framework 2.0 SP1が含まれていません。したがって要件を満たしません。 |
ArcGIS ExplorerをインストールするにはInternet Explorer 6.0以上が必要です。
Microsoft Internet Explorer 6.0がインストールされていない場合、ArcGIS Explorerをインストールする前に、Microsoft Internet Explorer 6.0を入手してインストールする必要があります。
その他の要件
32 MB以上のビデオ メモリが搭載された、OpenGL 2.0以上に準拠するビデオ カードが必要です。64 MB以上のビデオ メモリが推奨されます。
1 GBのRAMが必要です。2 GB以上が推奨されます。
Intel Pentium
ArcGIS Explorerは、製品のバージョンを問わず、その他のESRI製品と共にコンピュータにインストールできます。ArcGIS Explorerでは、ArcGIS 9.2 Service Pack 6以上がサポートされています。
ArcGIS Explorerをインストールする前に
ArcGIS Explorerのセットアップ プログラムを実行する前に、すべてのWindowsプログラムを終了することを強くお勧めします。
ArcGIS Explorerのインストールを正常に行うには、マシンにインストールされている既存のArcGIS製品を閉じ、ArcGISサービスを停止する必要があります。
ArcGIS Explorerをインストールした後で、インストール前に停止したすべてのArcGISサービスを必ず再開してください。
ArcIMS - ArcIMS Application、ArcIMS Monitor、ArcIMS Taskerの順序でサービスを再開します。
ArcGIS Image Server - ESRI Image Server、ESRI Image ServiceProvider、ESRI ImageServerReporterの順序でサービスを再開します。
ArcGIS Explorerのインストール
ArcGIS Explorerをインストールする前に、お使いのシステムがシステム要件を満たしていることを確認します。 ArcGIS Explorerをダウンロードした場合、ダウンロードが完了するとただちにインストールが開始します。 その他の場合、Setup.exeをダブルクリックしてArcGIS Explorerをインストールします。
ArcGIS Explorerのサイレント インストール
Windows Installerのコマンド ライン パラメータを使用してセットアップを実行することで、ユーザ インタフェース(UI)を介さずにArcGIS Explorerをインストールできます。ArcGIS Explorerをダウンロードした場合、ArcGIS Explorerをサイレント インストールするには、次の手順に従って、WebダウンロードからArcGIS Explorerのインストール ファイルを抽出します。
ArcGIS Explorerのコマンド ライン パラメータ
ArcGIS Explorer MSIを直接実行する場合に使用するコマンド ライン パラメータを次に示します。
|
パラメータ |
大文字/小文字を区別 |
必須 |
説明 |
|
INSTALLDIR |
いいえ |
はい |
ArcGIS Explorerのインストール場所。指定しない場合、デフォルトでC:\Program Files\Explorerにインストールされます。 |
ArcGIS Explorerのサイレント インストールを実行する方法
1台のマシンへのサイレント インストールを実行するには、次のコマンドを実行します。この例では、ArcGIS ExplorerはC:\ESRIにインストールされます。
Msiexec /I <セットアップ場所>\Setup.msi INSTALLDIR=C:\ESRI /qb
ArcGIS Explorerの配布
Microsoft Active Directoryグループ ポリシーやSMS(Microsoft Systems Management Server)などの配布ツールを使用してArcGIS ExplorerをArcGIS Explorer Webダウンロードから配布する場合、インストール ファイルを抽出する必要があります。ArcGIS Explorerのメディアを入手している場合、メディアに格納されているインストール ファイルをそのまま使用して配布用のパッケージを作成できます。
ArcGIS Explorerのインストール ファイルを抽出する手順
ArcGIS Explorerをサイレント インストールする場合や、グループ ポリシーまたはSMSを使用してArcGIS Explorerを配布する場合、ArcGIS Explorerのインストール ファイルをArcGIS Explorer Webダウンロードから抽出する必要があります。ArcGIS Explorerのインストール ファイルはダウンロードしたユーザのTEMPフォルダに格納されます。ArcGIS Explorerをダウンロードしたときのユーザ アカウントを使用して、Windowsエクスプローラを開き、アドレスとして「%TEMP%」と入力することで、TEMPフォルダにアクセスします。 %TEMP%\ArcGISExplorer\900フォルダに移動し、すべてのファイルを別の場所にコピーします。 これらのファイルを使用して、配布用のパッケージが作成され、サイレント インストールが実行されます。 ArcGIS Explorer Webダウンロードには次のファイルが含まれています。
ArcGIS Explorer Webダウンロード内のファイル:
ArcGIS Explorer Install Guide.htm
instmsi3.exe
setup.chm
Setup.exe
Setup.ini
Setup.msi
Setup1.cab
サイレント インストールに関する注意事項: インストール ファイルの抽出は、ArcGIS Explorer SDKをダウンロードした場合にのみ行う必要があります。インストール用メディアを入手している場合、メディアに格納されているセットアップ ファイルからコマンド ライン パラメータを直接実行できます。 |
ArcGIS Explorerのインストール ログの作成
インストールのログを作成するには、次のコマンドを実行します。
Msiexec /I <セットアップ場所>\setup.msi /L*V C:\ArcGIS_Explorer_Install.log
ArcGIS Explorerのサイレント アンインストール
ArcGIS Explorerをサイレント アンインストールするには、次のコマンドを実行します。
Msiexec /X {7B18E7E2-AFCA-4CBE-8CD5-3613315AB262} /qb