点滅ツールを使用して隠れたラスタを表示

[点滅] ツールを使用して、隠れているレイヤを表示できます。このツールは、レイヤの表示/非表示をすばやく切り替えることによって、その下にある別のレイヤが見えるようにします。時間的な変化の検出（特に同じ場所から異なる時間に撮影された衛星画像または航空写真）、データ品質の比較、およびレイヤ間の違いを確認するためのその他の分析に役立ちます。

[点滅] ツールは画像解析ウィンドウから実行できます。この場合はラスタ レイヤを操作します。[点滅] ツールを [効果] ツールバーから実行することもできます。この場合、コンテンツ ウィンドウのすべてのレイヤを操作できます。

[効果] ツールバーから [点滅] ツールを使用するには、[効果] ツールバーの [レイヤ] ドロップダウン メニューで表示/非表示を切り替えるレイヤを選択します。[点滅] ボタンをクリックして、点滅を開始します。このボタンをもう一度クリックすると、点滅が中止されます。[点滅率] ボックスで点滅間隔を調整できます。

画像解析ウィンドウから [点滅] ツールを使用する場合は、次の手順に従います。

手順:

1. メイン メニューで [ウィンドウ]、[画像解析] の順にクリックして、画像解析ウィンドウを表示します。
2. 画像解析ウィンドウで、その下を表示させたいラスタ レイヤをクリックします。

   目的のラスタ レイヤを画像解析ウィンドウに表示するには、そのレイヤが可視に設定されている必要があります。

3. [点滅率] ボックスに点滅間隔（ミリ秒単位）を指定します。
4. [点滅] ボタン をクリックして、点滅を開始します。
5. このボタンを再度クリックすると、点滅が終了します。

   表示をズームまたは画面移動したときにも点滅が終了します（2D マップを使用している場合）。