ラスタ データを表示するときのヒストグラムの操作

RGB コンポジット レンダラやストレッチ レンダラを使用してラスタ データを表示する際には、ヒストグラムを操作することができます。ヒストグラムでは、X 軸にピクセル値、Y 軸にカウントが表示されます。入力ピクセル値はグレーで表示され、出力ピクセル値はカラーで表示されます。ヒストグラムにストレッチを適用しない場合、入力ピクセル値は出力ピクセル値と等しくなります。ストレッチが大きくなるほど、入力ピクセル値と出力ピクセル値の差が広がります。

ヒストグラムにストレッチを適用するために使用できる方法はいくつかあります。

また、ヒストグラム内をクリックして、ブレークポイントを配置することもできます。これらのブレークポイントを適切な場所へドラッグし、特定の値にストレッチを適用します。ストレッチする値がわかっている場合は、ポインタをヒストグラムに配置して、グラフ線の X 軸に沿って入力値を特定します。それらのポイントにブレークポイントを配置した後、Y 軸上の出力値に向かってグラフ線を移動します。ブレークポイントを削除するには、ポインタをブレークポイントに重ねてクリックし、ブレークポイントをグラフ線の外にドラッグします。

[情報] ボタン [情報] ボタン をクリックして、ヒストグラムの複数のカラムに関する情報を表示します。ヒストグラムをクリックしてドラッグすると、カラムがハイライト表示され、情報がダイアログ ボックスの情報セクションに表示されます。

[スムージング] ボタン [スムージング] ボタン をクリックして、ポイント ストレッチに適用されているストレッチを滑らかに整えることができます。これにより、ぎざぎざのカーブが滑らかになります。満足のいく滑らかさに整うまで、このボタンをクリックすることができます。

[累積表示] ボタン [累積表示] ボタン をクリックすると、ヒストグラムの入力(X)軸沿いに累積出力(Y)が表示されます。

関連項目


7/10/2012