グローブ キャッシュの使用

グローブ キャッシュ タイルの生成が完了すると、グローブ サービスが自動的に再起動され、直ちにキャッシュの使用を開始します。グローブ サービスを表示できる ArcGIS アプリケーションはキャッシュを使用します。これには、ArcGIS Explorer、ArcGlobe、ArcReader、ArcCatalog、および Globe コントロールを使用する ArcGIS Engine アプリケーションが含まれます。

クライアント側でのレイヤのローカル キャッシュ

ArcGIS Explorer と ArcGlobe は、アクセス済みのタイルをローカル キャッシュで保持します。これらのエリアに再びズームまたは画面移動すると、アプリケーションはローカル キャッシュを使用し、サーバから再びタイルを取得しません。

それ以降のセッションで使用するために、または現在のセッションでのみローカル キャッシュを使用するために、ディスク上にローカル キャッシュを保存するかどうかを選択できます。

また、タイルをローカルでキャッシュしないことも選択できます。これにより、ローカル キャッシュのパフォーマンス上の利点は失われますが、サーバから常に最新のタイルを確実に取得することができます。

サーバ管理者がレイヤのローカル キャッシュを無効にしている可能性もあり、その場合は、常に最新のタイルを取得することになります。この場合、キャッシュをローカルで保存するための他のオプションは利用できなくなります。

サーバ キャッシュの表示済みのエリアをサーバ管理者が更新する場合、変更内容を表示するためにはローカル キャッシュを削除する必要があります。キャッシュが更新されているかどうかをクライアント アプリケーションで検出することはできません。サーバ管理者は、更新されたデータが利用できる際に、キャッシュの削除をユーザに通知する必要があります。


7/10/2012