ダイアグラム(複数)の更新(Update Diagrams) (Schematics)

サマリ

スケマティック データセットまたはスケマティック フォルダに保存されている複数のスケマティック ダイアグラムを更新します。すべてのダイアグラムまたはダイアグラムのサブセット(特定のダイアグラム テンプレートに関連するダイアグラムや、特定の日数の間更新されていないダイアグラムなど)を更新できます。

このジオプロセシング ツールで更新できるのは、スタンダード ビルダに基づくダイアグラムのみです。特定の入力データを必要とする、ネットワーク データセット ビルダおよび XML ビルダに基づくダイアグラムは、このツールでは更新できません。

注意注意:

実行中に XML ビルダまたはネットワーク データセット ビルダに基づくダイアグラムが検出された場合は、エラーが表示され、処理が停止します。

使用法

構文

UpdateDiagrams_schematics (in_container, {builder_options}, {recursive}, {diagram_type}, {last_update_criteria})
パラメータ説明データ タイプ
in_container

ダイアグラムが保存されているスケマティック データセットまたはスケマティック フォルダ。このコンテナはすでに存在している必要があります。

Schematic Diagram; Schematic Folder
builder_options
(オプション)

スケマティック ビルダの更新オプション。これはオプション パラメータです。

  • KEEP_MANUAL_MODIFデフォルト オプション。ダイアグラムから削除または削減したスケマティック フィーチャが再表示されないようにし、編集した接続が更新後のダイアグラムで維持されるようにする場合は、このオプションを指定します。デフォルト設定。
  • NO_KEEP_MANUAL_MODIF削除または削減したスケマティック フィーチャと再接続したスケマティック フィーチャ リンクを更新後に元に戻す場合に指定します。
  • RESYNC_FROM_GUIDGUID に基づいてスケマティック関連のフィーチャ/オブジェクト情報を再同期する場合は、このオプションを指定します。ユーザ データがその生成後に削除され、再読み込みされた場合に、ダイアグラムの更新時にエラーやデータの破壊が発生しないようにするには、このオプションを指定する必要があります。このオプションを指定した場合、GUID に基づいてダイアグラム内のスケマティック フィーチャと、その関連フィーチャ/オブジェクトとの再アタッチが試みられますが、この処理が終了してもダイアグラムのコンテンツは更新されていない点に注意してください。再アタッチが終了したら、実際の更新処理を開始できます。
String
recursive
(オプション)
  • RECURSIVEサブフォルダ内が再帰的に検索されます。
  • NO_RECURSIVEサブフォルダ内の再帰的な検索は行われません。
Boolean
diagram_type
[diagram_type,...]
(オプション)

更新するスケマティック ダイアグラムのダイアグラム テンプレート。

String
last_update_criteria
(オプション)

ダイアグラムの更新間隔(日数)。デフォルトはゼロ(0)です。この場合、すべてのダイアグラムが毎日更新されます。

Long

コードのサンプル

特定のスケマティック フォルダに保存されているスケマティック ダイアグラム、特定のダイアグラム テンプレートによって実装されたスケマティック ダイアグラム、または特定の日数の間更新されていないスケマティック ダイアグラムを更新します。

# Name: UpdateDiagrams.py
# Description: Update schematic diagrams
# Author: ESRI

# import system modules
import arcpy
msgNoLicenseAvailable = "Schematics license required"

try:
	# Check out the ArcGIS Schematic extension license
	if arcpy.CheckExtension("Schematics") == "Available":
		arcpy.CheckOutExtension("Schematics")
	else:
		raise Exception(msgNoLicenseAvailable)
	
	# Set environnement settings
	arcpy.OverWriteOutput = True
	arcpy.env.workspace = "C:\ArcGIS\ArcTutor\Schematics\Schematics_In_ArcMap\ElecDemo.gdb"

	#Process: UpdateDiagrams on the specified Feeders schematic folder
	arcpy.UpdateDiagrams_schematics("ElecDemo\Feeders")

	#Process: UpdateDiagrams on the specified GeoSchematic diagram template
	arcpy.UpdateDiagrams_schematics("ElecDemo", "#", "RECURSIVE", "GeoSchematic")

	#Process: UpdateDiagrams on a specified Inside Plants schematic folder for diagrams that have not been updated for 7 days only
	arcpy.UpdateDiagrams_schematics("ElecDemo\Inside Plants", "#", "RECURSIVE", "#", "7")

	# Returns the schematic license
	arcpy.CheckInExtension("Schematics")

except Exception as exc:
		print exc

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません

関連項目

ライセンス情報

ArcView: 必須 Schematics
ArcEditor: 必須 Schematics
ArcInfo: 必須 Schematics

7/10/2012