Windows 上の DB2 へのジオデータベースの作成
Windows サーバ上の DB2 にジオデータベースを作成するには、ポスト インストール ウィザードを使用します。
ArcSDE コンポーネントをインストールした後、ポスト インストール ウィザードが自動的に起動します。すでに DB2 データベースを作成して Spatial Extender に登録され、sde という名前のユーザをサーバに作成している場合は、ポスト インストール ウィザードを継続して実行できます。これらの操作が完了していない場合は、ウィザードを閉じて、これらのタスクを完了します。これらのタスクが完了したら、Windows の [スタート] メニュー（[スタート] → [すべてのプログラム] → [ArcGIS] → [ArcSDE] → [ArcSDE for DB2 ポスト インストール]）からポスト インストール ウィザードを再度実行できます。
ポスト インストール ウィザードでは、次のステップを実行できます。
- データベースにジオデータベースのシステム テーブルとストアド プロシージャを作成します。
- ArcGIS Server Enterprise ライセンス ファイルを使用してジオデータベースを認証します。
- ArcSDE サービスを作成します。
注意:サイトのユーザが ArcSDE サービスを使用してジオデータベースに接続する場合は、サービスの作成のみが必要です。
ジオデータベースへのダイレクト コネクションだけを使用する場合は、クライアント コンピュータからジオデータベースへのダイレクト コネクションの設定について、「DB2 へのダイレクト コネクションの設定」をご参照ください。
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ウィザードの最初のダイアログ ボックスで、ポスト インストール タスクのすべてを実行するか、一部のタスクだけを実行するかを選択します。ほとんどの新規インストールでは、[完全] オプションを選択して [次へ] をクリックします。
ArcSDE サービスを作成しない場合、または既存のジオデータベースにある認証ファイルの更新だけが必要な場合は、[カスタム] オプションを選択します。
- [ArcSDE configuration files] ダイアログ ボックスで、ジオデータベースの接続と設定に使用する構成ファイルを指定します。ほとんどのインストールでは、[Use the default file] でかまいません。
- [次へ] をクリックします。
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次に表示される [User information] ダイアログ ボックスで、[SDE user password] テキスト ボックスに sde ユーザのパスワードを入力し、データベースに sde ユーザとして接続します。
[SDE user name] および [ArcSDE database name] のテキスト ボックスには、値が自動的に入力されます。値が自動的に入力されない場合、またはデータベース名が正しくない場合は、正しい情報を入力します。
- [次へ] をクリックします。
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ログを表示するかどうかを選択します。
- 作成ログを表示する場合は、[はい] をクリックします。ジオデータベースが作成されなかった場合は、ログを表示する必要があります。
- ジオデータベースがエラーを出さずに作成され、ログを表示する必要がない場合は、[いいえ] をクリックします。
ジオデータベースが作成されました。
続いて、ジオデータベースを認証する必要があります。「Windows 上の DB2 に格納された ArcSDE ジオデータベースの認証」をご参照ください。サービスを作成している場合は、「Windows 上の DB2 のジオデータベースに対する ArcSDE サービスの作成と起動」をご参照ください。