ディメンションとシェープ値を使用したパーセルの表示

このトピックは、ArcEditor および ArcInfo にのみ適用されます。

投影マップでパーセルを開いて編集するときは、パーセル ファブリック レイヤの固定され、結合された座標位置を使用する代わりに、(スケールと回転を含む)パーセル ラインの COGO ディメンションから取得した座標を使用してパーセル ジオメトリを表示することができます。ローカル座標フレームでパーセルを開くと、パーセルは常にパーセル ラインの COGO ディメンション(スケールと回転を含む)を使用して表示されます。ローカル座標系ではなく投影マップ内でパーセルを編集するには、[パーセル エディタのオプション] ダイアログ ボックスで、[ローカル座標系でパーセルを個別に表示および編集する] オプションを オフ のままにしておきます。

投影マップでパーセルを開くと、デフォルトでは、固定され、結合された座標を使用して表示されます。パーセル ラインの COGO ディメンションから取得した座標を使用してパーセルを表示するには、[パーセル エディタ] ツールバーの [パーセル エディタ] 矢印をクリックし、[パーセルの計測表示] をクリックします。

ラインの COGO ディメンションから取得した座標を使用してパーセルを表示するのは、COGO ディメンションの正確さを調べる便利な方法です。パーセルのスケールと回転を確認することもできます。パーセル トラバースの方位、距離、またはカーブ パラメータが正しくないか不正確な場合、それらの値から取得した座標を使用してパーセルを表示したときに、そのエラーまたは不正確さが視覚的に明らかになります。たとえば、下の図で、計測値から取得された座標を使用して表示されているパーセルは、結合された位置座標を使用した表示とは異なっています。

この場合、パーセルは回転を持ちます。

この場合、パーセルはエラーのあるディメンションを持ちます。
この場合、パーセルはエラーのあるディメンションを持ちます。

注意注意:

パーセル ファブリックの正確性がきわめて高く、COGO のディメンションが記録値と一致している場合は、パーセルの計測表示と、固定され、結合された位置のパーセルの表示に大きな違いはないはずです。

関連項目


7/10/2012