引出し線付きアノテーションの作成

引出し線または吹出し付きのアノテーションを作成する必要があるときは、[引出し線] ツールを使用して、引出し線を通常のアノテーション フィーチャ テンプレートに追加することができます。この手法は柔軟なので、アノテーション フィーチャごとに異なる引出し線を設定したり、またはすべてのフィーチャに同じ引出し線を使用したりできます。新しいアノテーション フィーチャを新規作成するたびに同じ引出し線シンボルを使用したい場合は、定義済みの引出し線シンボルを持つアノテーション クラスと、そのアノテーション クラスに基づくフィーチャ テンプレートを作成します。

手順:

1. [フィーチャ作成] ウィンドウで、アノテーション フィーチャ テンプレートをクリックします。
2. [フィーチャ作成] ウィンドウの [引出し線] 作図ツール をクリックします。
ヒント:

[フィーチャ作成] ウィンドウでフィーチャ テンプレートをクリックすると、デフォルトの作図ツールがアクティブになります。デフォルトの作図ツールを変更するには、[フィーチャ作成] ウィンドウでフィーチャ テンプレートをダブルクリックして、[デフォルト ツール] プロパティを更新します。

3. 新しいアノテーション フィーチャのテキストを、表示される [アノテーション作図] ウィンドウのテキスト ボックスに入力します。

   マップ上の既存のフィーチャの属性からテキスト文字列を取得する場合は、[テキスト取得] をクリックして、目的のフィーチャをクリックします。または、フィーチャにポインタを置いて Ctrl + W キーを押します。[テキスト取得] をクリックすると、ポインタ位置にあるフィーチャのテキスト条件式がテキスト ボックスに読み込まれます。標準アノテーション フィーチャクラスがターゲットの場合、テキストは最初に表示された選択可能なフィーチャが含まれているレイヤのラベル条件式に基づきます。フィーチャにリンクされたアノテーション フィーチャクラスの場合、元のフィーチャクラスのフィーチャからのみテキストが取得されます。該当するフィーチャが見つからない場合は、文字列が「Text」に戻ります。

4. [アノテーション作図] ウィンドウを使用して、テキストの書式（フォント、サイズ、シンボルなど）を変更します。[書式設定オプションの切り替え] をクリックして、その他の書式設定を表示します。テキスト書式タグとテキスト文字列を入力して、テキストの外観を部分的に変更することもできます。
5. アノテーション フィーチャの引出し線を開始する場所をクリックします。
6. アノテーション フィーチャを配置する場所にドラッグします。
7. 再度クリックして、アノテーションの配置を完了します。

   引出し線付きアノテーションが作成されます。