ArcGIS の Military Overlay レイヤ パッケージ

Military Overlay レイヤ パッケージ（MilitaryOverlay.lpk）は、軍事関連フィーチャ（軍事関連シンボル）用のデフォルトの ArcGIS レイヤ パッケージです。このパッケージは、ArcGIS.com で入手できます（「military overlay」の検索結果ページについては、ここをクリックしてください）。このレイヤ パッケージには、次の軍事関連フィーチャのフィーチャ テンプレートが含まれます。したがって、これらのフィーチャを一から作成する必要はありません。

• サポートされている仕様のすべての C2 軍事作戦フィーチャ（主攻矢印など）。
• 汎用の歩兵小隊など、いくつかの部隊、装備、および施設のフィーチャ（UEI フィーチャ）。レイヤ パッケージにフィーチャ テンプレートとして用意されていない、任意の軍事関連フィーチャを作成できます。詳細については、「新しいタイプの軍事関連フィーチャの定義」をご参照ください。
• サポートされる仕様の別のカテゴリのフィーチャ。たとえば、気象および海洋学（METOC）、危機管理、信号情報、安定化活動のフィーチャなどがあります。

MilitaryOverlay.lpk は、スキーマのみのレイヤ パッケージです。つまり、データベース スキーマ（フィールド名が定義されたデータベース テーブル）は含みますが、一般的なレイヤ パッケージとは異なりデータを含みません（データベースのフィールドに値が含まれていません）。

MilitaryOverlay.lpk を開くには、次の手順に従います。

手順:

1. ArcMap を起動してマップを開くか、ArcGlobe を起動して、グローブを開きます。
2. ArcMap を開いた場合は、Maplex Extension を有効化し、[ラベリング] ツールバーを表示します（いずれかのツールバー ボタンを右クリックし、[ラベリング] をクリックします）。次に、[ラベリング] ツールバーで、[ラベリング] ドロップダウン メニューをクリックし、[Maplex ラベル エンジンを使用] をクリックします。注意: Maplex ラベル エンジンは、ArcMap を閉じるときにオフになります。
3. インターネットに接続している場合は、ArcMap の [標準] ツールバーで、[データの追加] ボタン の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、[ArcGIS Online からデータを追加] をクリックします。ステップ 5 に進みます。
4. ArcGIS を使用しているコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、別のコンピュータから ArcGIS.com（ArcGIS Online ）にサイン インし、レイヤ パッケージをネットワーク上の場所やフラッシュ ドライブなどのアクセス可能な場所に保存します。次に、Windows エクスプローラを使用して、MilitaryOverlay.lpk をローカル ディレクトリにコピーします。コピー先のディレクトリを開き、MilitaryOverlay.lpk を ArcMap のマップ表示エリアにドラッグ＆ドロップします。ステップ 7 に進みます。
5. [ArcGIS.com] ウィンドウで、MilitaryOverlay.lpk を検索します。検索テキスト ボックスに「Military Overlay」と入力して検索できます。
6. [データの追加] ボタン をクリックします。
7. ArcMap に表示される [スキーマ パッケージのインポート] ダイアログ ボックスで、[参照] ボタンをクリックします。
8. [ワークスペースを開きます。] ダイアログ ボックスで、[新規ファイル ジオデータベース] ボタンをクリックします。
9. 新しいジオデータベースの名前を入力し、Enter キーを押します。
10. 入力した名前をクリックし、[名前] テキスト ボックスに名前を表示します。
11. [追加] ボタンをクリックし、[ワークスペースを開きます。] ダイアログ ボックスを閉じます。
12. [OK] をクリックして [スキーマ パッケージのインポート] ダイアログ ボックスを閉じます。

    レイヤ パッケージのレイヤが、左側のパネル（コンテンツ ウィンドウ）に表示されます。フィーチャ テンプレートは右側のパネルに表示されます（表示されない場合は、編集セッションを開始します）。これで、ArcGIS の デフォルトの Military Overlay レイヤ パッケージに含まれるテンプレートを使用して、マップまたはグローブに軍事関連フィーチャを追加する準備ができました。