クリップ(Clip) (解析)

サマリ

クリップ フィーチャと重なり合う入力フィーチャ部分を抽出します。

このツールを使用すると、別のフィーチャクラスの 1 つ以上のフィーチャを「クッキーカッター」として使って、1 つのフィーチャクラスを切り取ることができます。これは、別のより大きなフィーチャクラスのフィーチャの地理サブセットを含む新しいフィーチャクラス(調査領域または対象領域(AOI)とも呼ばれる)を作成する場合には特に便利です。

Clip illustration

使用法

構文

Clip_analysis (in_features, clip_features, out_feature_class, {cluster_tolerance})
パラメータ説明データ タイプ
in_features

クリップ対象のフィーチャ。

Feature Layer
clip_features

入力フィーチャのクリップに使用されるフィーチャ。

Feature Layer
out_feature_class

作成されるフィーチャクラス。

Feature Class
cluster_tolerance
(オプション)

すべてのフィーチャ座標(ノードと頂点)の最短距離、および X方向、Y 方向、XY 方向に座標を移動できる距離。座標の精度が低いデータには高い値を設定し、きわめて精度の高いデータには低い値を設定します。

Linear unit

コードのサンプル

import arcpy
from arcpy import env

env.workspace = "c:/basedata/vegetation.gdb"
arcpy.Clip_analysis("vegetation", "stream_buffers", "veg_within_stream_buffers")
クリップの例(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードでクリップ関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

env.workspace = "C:/data"
arcpy.Clip_analysis("majorrds.shp", "study_quads.shp", "C:/output/studyarea.shp")
クリップの例 2(スタンドアロン Python スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトでクリップ関数を使用する方法を示しています。

# Name: Clip_Example2.py
# Description: Clip major roads that fall within the gnatcatcher habitat study area. 
# Author: ESRI

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set workspace
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
in_features = "majorrds.shp"
clip_features = "study_quads.shp"
out_feature_class = "C:/output/studyarea.shp"
xy_tolerance = ""

# Execute Clip
arcpy.Clip_analysis(in_features, clip_features, out_feature_class, xy_tolerance)

    

環境

関連項目

ライセンス情報

ArcView: はい
ArcEditor: はい
ArcInfo: はい

7/10/2012